Onmyōji tamatebako

漫画「陰陽師」の完結後、太古の女神たちの復活をテーマにした「イナンナ」を経て、

再び描かれだした続編「陰陽師 玉手匣」。

真葛の持つ玉手匣の中から、取り出され語られる物語たち。

前作の「陰陽師」のペン画から、「玉手匣」は筆を使って描かれた薄墨による陰影の世界へ。

晴明の帰還後、物語は夜盗の蠢く都から、鬼が棲むと恐れられる大江山へと・・。

原作「陰陽師」からぐっと離れて、登場人物が増え

「大江山酒呑童子鬼退治」の世界へ岡野独自の見解で展開しています。

ギャラリースクロールはカーソルを置くと岡野が用意した短い解説文が仕掛けてあります。

思いがけない解説あり、小さくて目立たないモブシーンのクローズアップあり、

見所もいっぱいです。どうぞお楽しみください。

『メロディ』(白泉社)にて連載開始‘11年2月号(‘10年12月28日売り)から‘17年6月号(‘17年4月28日売り)まで連載

単行本「陰陽師 玉手匣」全7巻 完結(白泉社)発売中

原案出典 :「陰陽師」夢枕獏著 文藝春秋刊

1

大地と一体になっていた安倍晴明が、飛鳥の地の、畝傍山、二上山を臨む丘の上、満開の桜の樹の下から蘇ります。晴明の帰りを待っていたのは、真葛、嫡子の朔と巻物、そして源博雅。女盗賊 匏 と 暗闇丸の愛の物語と絡みながら、博雅と謎の姫の出会い、朔の教王護国寺こと東寺探検へと話は進みます。

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2

晴明が留守の間、都の闇は大気を軋ませて謎の慟哭が木霊し、鬼、夜盗が跋扈していた。夜な夜な現われて貴族の姫たちを拐かす鬼たち。そんな中、盗賊の襲撃を受ける貴人二人。先手必勝と、都一の盗賊をスカウトしようと目論む藤原兼家。一方、篳篥一本を残して一切の調度を奪われてしまった源博雅・・・。

3

夜な夜な現れる鬼たちは、都の乾の大江山に棲まう酒呑童子の配下の輩。博雅は帝から、晴明は検非違使庁から、密かに酒呑童子ら平定の密命を帯びて夜の都を後に。

前人未到の鬼共の巣窟鉄の御所に、たった二人で侵入する密命に、晴明が採った奇策とは。博雅の思いがけない役割とは・・・。

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4

「我こそが本物の酒呑童子」と美酒と美姫を両手に名を騙り、堂々と門から侵入する安倍晴明。対峙する酒呑童子は・・・。

一方、公には、武士の祖摂津の源氏一族、源頼光ら四天王に大江山の鬼、酒呑童子討伐の勅が降りる。山伏姿に身をやつした武勇名高い頼光一行が鉄の門に到着。本物の酒呑童子と、討伐隊頼光一行との間に挟まれた、偽酒呑童子晴明と博雅は・・・。

5

酒呑童子が振舞う、飲むと嘘がつけなくなる鬼の酒と、頼光ら山伏たちが持つ、人が飲めば神通力を得る薬となり鬼が飲めば非行自在の通力を失う毒となる「神変鬼毒酒」。二つの美酒をめぐり、偽童子晴明と頼光たちの間の駆け引きに。ついに山伏たちの鞘から白刃が抜かれ、鬼、山伏入り乱れての乱闘に・・・。

一方、大江山の鬼討伐に乗じて、闇夜内裏に侵入する匏たち。盗賊団の総力を結集して、京中の蔵破りが始まった。

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6

討伐隊と鬼たちとの乱闘から抜け出した晴明と博雅は、さらに奥の酒呑童子の寝所に侵入せんと四季の部屋を巡る。鬼の姿と化した童子を鎮めんとする晴明。片や童子の首を取らんと大立ち回り頼光ら討伐隊。柔に迫る晴明と鋭に攻め立てる頼光ら二手のせめぎ合いの均衡が破られ、童子の幻術の崩壊が・・・。

7

時空を引き込む崩壊の渦に巻き込まれた晴明、博雅、暗闇丸。大江山の底の底で彼らを待っていたのは・・・。そして、内裏から決死の脱出を遂げた匏を、執拗に追跡する検非違使源満仲。匏は念願のものを手に入れたのか。妻匏を探し求める暗闇丸の夢は叶うのか。

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